ベンチャー転職TIPS

第7回 ベンチャー転職を成功させるために、面接で気をつけることはなにか?(前編)

第7回 ベンチャー転職を成功させるために、面接で気をつけることはなにか?(前編)

「面接」は転職活動のハイライト的なイメージがあり、「面接対策」的な情報は、本でもwebの記事でもたくさん出回っています。私も、面接は”転職活動において企業と個人が直接お互いを確認し合う重要なイベントである”とは思っています。ただ、「こういった質問にはこう答えよう」というマニュアル的な対策は、少なくともこの連載で書く意味は必ずしも高くないと思っています。そういった内容は、すでにあるたくさんの情報にお任せをして、この記事では、私がベンチャー転職で経験した「面接される側の経験」と、前職で人事をやっていた時に(新卒採用ではありますが)毎年数百名と面接をしてきた「面接する側の経験」の両方から、ベンチャー転職で気をつけるべきことを2回にわたってお伝えしていきます。面接の中でも特に気になる人が多い「自己アピールの方法」については後編で、それ以外のポイントについては前編でお伝えします。


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ベンチャー企業で行われる面接の基本プロセス

ベンチャー企業で行われる面接の基本プロセス

面接のプロセスと面接相手を知っておこう

ベンチャー企業の中途採用における面接プロセスは、企業によって様々です。私も、何社も面接に行きましたが、いきなり社長が出てくる会社がある一方、最初に何度も現場社員と面接する会社もありました。しかし、一番多い基本型は、人事→現場責任者→社長(または役員)の3回です。役割分担としては、人事が初期スクリーニング(明らかにミスマッチな人材の足切り)、現場責任者が職場とのマッチング、社長が最終判断というのが一般的でしょう。面接相手によって、あなたを見る観点や、あなたがた聞くべき質問も変わってきます。プロセスと相手を理解して臨むことが面接対策の基本です。

また、最初にお伝えした通り、ベンチャー企業の面接は型通りではないことも多いです。一次面接だと思っていったら社長が出てきて焦ってしまう、などということがないように、事前に面接相手が誰か確認しておくことも重要です。

 

 

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面接以前の問題とならないよう、遅刻に気をつける

面接以前の問題とならないよう、遅刻に気をつける

現業と並行しながらの面接は大変

当たり前ではありますが、転職活動は現業と並行して行うことになります。そのため、現在の勤務先の仕事が終わってから面接にいくのが基本です。しかし、現在の職場でそれなりのポジションについて重要な役割を担っている方は、突発事象への対応など、スケジュール通りに仕事が進まないことも多いでしょう。それでも、面接への遅刻は厳禁です。遅刻をしても、先方は、「現在のお仕事もあるので仕方ないですね」と言って寛容な対応をしてくれると思います。しかし、それは自身の管理能力のなさを相手に伝えてしまっていることと同じです。相手も、「そもそも社会人として大丈夫か?」という、面接以前の評価をする可能性があります。そんな事態にならないよう、時間通りに余裕を持って面接に臨むための、しっかりとしたスケジューリングが必要です。

 

有給休暇を活用してゆとりのあるスケジューリングをする

転職の面接はで一番多いのは、定時まで仕事をしてその後(例えば19時から)面接というパターンです。しかし、このスケジュールだと、定時に帰れない何かが発生すると間に合わなくなってしまいます。そこで私は、いつも2〜3時間の有給をとって、15時には仕事を終えるようにしていました。こうすれば突発事象が発生しても、18時には終わらせられるでしょうし、何もなければゆっくり面接の準備ができます。本命企業の面接など、絶対に遅刻ができない時は、仕事をギリギリまでしなくて済むよう予め対策をしておくことが大事です。しかし、いくら対策を打っても、職場にいる限りは何かしら突発事象が発生するものです。潔く、有給休暇をとってしまうことをお勧めします。

 

スーツを着る予定を組み込んでしまう

また、私が地味に気を使っていたのがスーツに関することです。私の前の職場は普段スーツを着る必要がなかったので、面接の日にスーツを着て職場に行くと違和感がありました。しかし、仕事が終わってから、家に一旦帰るのもタイムロスが大きいです。そこで、面接がある日は、午前中に社外への訪問など、スーツを来ていく必要がある用事をあらかじめセットしていました。これも、ゆとりをもって面接に臨むための、一つのコツだと思います。


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面接で質問や要望をする場合の注意点

面接はマッチングの場

さて、実際の面接に臨む際の話にうつります。面接に臨む上で、まず大事なことは「面接はマッチングの場である」という基本スタンスを忘れないことです。マッチングとは要するにお見合いであり、双方がお互いを見極める場であるということです。面接では、どうしてもこちらは「選ばれる」側であり、いかに相手に選ばれるためにアピールをするかという方に意識が向きがちです。しかし、面接はあくまで両者のマッチングの場ですので、あなたも企業を「選ぶ」側です。そのために様々な質問や確認、必要な要求をするべきであり、面接はそれができる場でもあるのです。

本連載の第4回、第5回で、転職後のミスマッチを防ぐために、「自分のやりたいことがやれるか」、「入社後活躍するために、社風や社員と合うか」を確認すべきという話をしました。その確認をリアルにできる場が面接です。選ばれることに集中しすぎて、このような確認を怠ってしまうと、入社後ミスマッチが起こり後悔することになるので注意しましょう。

 

質問や要望はタイミングを間違えるとリスクになる

では、最初の面接の場を想像してみてください。初対面の人事担当者に向かって、いきなり「選ぶ側」の意識全開で、「やりたいことができるか」といった質問や、「社長や社員に会いたい」といった要望をガンガンぶつけるとどうなるでしょう?

「熱心な人がきた」と思ってもらえたら、それは相当な幸運です。また、「面接はマッチングの場だから真摯に応えよう」と本心から思ってくれるような出来た面接官に当たったらそれも幸運です。

実際のところ、大半の面接官は、表面上は感じよく受け答えしてくれつつ、心の中では「要求の多い面倒な人がきた」と思って微妙な評価をすると思われます。

 

面接におけるパワーバランスを意識する

では、どうすれば相手からの評価を下げることなく、自分が企業を選ぶために必要な情報や条件を相手から引き出すことができるのでしょう?

ポイントは、あなたが「選ぶ側」として振舞う適切なタイミングを見極めることです。その適切なタイミングはいつかというと、相手があなたを「採用したい」と思い始めたタイミングです。一次面接時点では、企業側のあなたを「採用したい」度合いはまだ高くありません。したがって、最初の面接の場で「選ぶ側」の意識を全開にするのはおすすめしません。


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まとめ

面接で気をつけることの前編として、面接の基本プロセスと、現業と並行しながら面接に遅刻しないための対策、あなたが「選ぶ側」として質問や要望をするタイミングについてお伝えしました。次回後編では、企業が「あなたを採用したい」と思うための、自己アピールについてお伝えします。

 

 

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取材者 = 平重 克樹

感性デザイン工学専攻で大学院修了後、株式会社NTTドコモに入社。NTTドコモでは、IoT/AIを軸とした、デバイス・アプリケーションの両面から経営課題にアプローチするビジネスコンサルティング業務に従事。建設業界の働き方改革・生産性向上に寄与するIoTソリューション事業(デジタルトランスフォーメーション:DX)の新規立ち上げを行う。また同時に、オープンIoTプラットフォームを展開する4社JVのインキュベーション支援業務に携わる。MWC Barcelona 2018・2019出展。
その後、株式会社ドリームインキュベータ(DI)に出向。DIでは主に国内ベンチャー投資・上場支援に取り組む。また、国内1号ファンド「DIMENSION」の立ち上げに関わる。

 

大久保 崇

筆者 : 

大久保 崇

人材育成ベンチャーにて、企業向け研修の開発者兼講師。
従業員数1万人以上の超大手通信キャリアから、従業員数100人前後の人材育成ベンチャーへ転職。大手通信キャリアでは12年勤務し、システム開発、人事、新規事業企画と様々な業務に携わり、マネージャーも経験。現在は大企業での経験を活かして、様々な企業の人材育成をサポートしている。

大久保 崇

筆者 : 

大久保 崇

人材育成ベンチャーにて、企業向け研修の開発者兼講師。
従業員数1万人以上の超大手通信キャリアから、従業員数100人前後の人材育成ベンチャーへ転職。大手通信キャリアでは12年勤務し、システム開発、人事、新規事業企画と様々な業務に携わり、マネージャーも経験。現在は大企業での経験を活かして、様々な企業の人材育成をサポートしている。