CXOストーリー

大手からベンチャー転職後、CFOへ。ベンチャーにおけるCFOの役割の実際とは 〜創業期の資金調達からIPOまで〜 マネーフォワード 金坂直哉(第2話)

大手からベンチャー転職後、CFOへ。ベンチャーにおけるCFOの役割の実際とは 〜創業期の資金調達からIPOまで〜 マネーフォワード 金坂直哉(第2話)

「自分が圧倒的に成長できる環境に行きたい」「共感できるビジョンに向かって働きたい」「CxO・経営層を将来は目指したい」とベンチャー・スタートアップ転職に興味はあるものの、なんとなく不安を感じて一歩を踏み出せていない方も多いのではないでしょうか?

CAREEPOOLでは先駆者である「急成長スタートアップCxO」の方々へのインタビューを実施。大企業からスタートアップへ転職する際に気をつけるべきポイント、CxOに必要なスキルやマインドセット、スタートアップで働く醍醐味などについて紹介していきます。

今回は家計簿サービスや法人向け経理支援サービスを展開し、2017年に東証マザーズに上場した”国内FinTechの雄”マネーフォワード。創業間もない2014年に転職し、2015年から2019年までCFOを務めた同社取締役執行役員の金坂直哉さんにお話をお伺いします。(全3話)


Deprecated: wp_make_content_images_responsive の使用はバージョン 5.5.0 から非推奨になっています ! 代わりに wp_filter_content_tags() を使ってください。 in /home/dreamincubator7/public_html/careepool/wp-includes/functions.php on line 4773

CFOの役割 〜創業期からIPOまで〜

ーー創業2年目ほどのマネーフォワードに転職し、最初はどのような役割でしたか?

 

転職したのは社員が30名ほどのタイミングでした。肩書きとしては財務部長でしたが、部員もいなければCFOもいない。そのため、なんでもやりましたね。

 

会社として追加の資金調達が必要というのはわかっていたので、最初のメインミッションは資金調達を遂行すること。転職した2014年の後半はひたすら資金調達のために、代表の辻とベンチャーキャピタル様や事業会社様といった投資家の方々とのディスカッションをしていました。

 

 

ーー資金調達で気をつけていたポイントはありますか?

 

弊社の場合は一緒に事業を作っていく事業会社様からも出資していただいていました。ですから、株価・リターンをどうするという議論はもちろんあるのですが、それ以上に「どう一緒に事業を作っていくか」という議論が大切になってきます。

 

そのため、我々にできること、できないことをクリアにしながら、丁寧にコミュニケーションをしていきました。

 

 

ーー資金調達がメインのミッションだった頃から会社が大きくなるにつれ、役割はどのように変化していきましたか?

 

上場が視野に入ってくる中で、内部統制の整備といった管理系業務のウェートは高まっていきました。また経理業務1つとっても、事業規模が大きくなるにつれて対応すべき事項が増えていきました。

 

当然ながら1人では何もできないので、「いかにチームを作るか」が役割となっていったように思います。

 

 


Deprecated: wp_make_content_images_responsive の使用はバージョン 5.5.0 から非推奨になっています ! 代わりに wp_filter_content_tags() を使ってください。 in /home/dreamincubator7/public_html/careepool/wp-includes/functions.php on line 4773

IPO後もベンチャーは変化し続ける

ーー上場後に変化した部分はありますか?

 

上場前は投資家、ステークホルダーの意見を理解し、意見の着地点を見つけながらプロジェクトを遂行していく力が求められます。一方で上場すると特定のステークホルダーというよりは、機関投資家や個人投資家も含めたパブリックマーケットとの対話が重要になってきますので、求められる役割が変わってきます。

 

やはり実績がより重要視されるようになりますし、ファクトを提示した上で将来の方針を示す必要があります。パブリックマーケットに対して適切な期待値コントロールをするというポイントは、上場後必要になった要素です。

 

 

ーーIPO後は、少し戦略を立てやすくなりましたか? 

 

そんなことは全くありませんね。

 

やはりインターネット業界は変化が激しく、ゲームチェンジのような出来事が頻繁に起こります。そのため、日々外部環境の変化を見ながら、戦略をチューニングしています。

 

上場した今でもなにか大きな出来事があったら翌日にはすぐに経営メンバーが集まって話し合っていますし、長期的な戦略についても取締役会や経営合宿で激しく議論をぶつけ合って決めています。

 

IPO後であれ、スタートアップでは変化を先読みし、戦略を立案・実行していく力が求め続けられると思います。

 

 

>第3話「「意思決定」こそがベンチャーで働くCFO・経営者の醍醐味。大手からベンチャー転職のリアルとは マネーフォワード 金坂直哉」に続く(2月上旬予定)

 

下平 将人

筆者 : 

下平 将人

法律事務所、LINE株式会社の社内弁護士(リーガルカウンセル)、新規事業開発を経てDIに参画。DIでは、ベンチャー投資、投資先の経営支援に取り組み、投資先企業の社外取締役等を務める。東京弁護士会所属弁護士。Arts and Lawに所属しクリエーターの無料法律相談を担当。チャレンジングな事業領域に挑戦する起業家と汗をかき、共に理想を追い求め続ける存在でありたい。

下平 将人

筆者 : 

下平 将人

法律事務所、LINE株式会社の社内弁護士(リーガルカウンセル)、新規事業開発を経てDIに参画。DIでは、ベンチャー投資、投資先の経営支援に取り組み、投資先企業の社外取締役等を務める。東京弁護士会所属弁護士。Arts and Lawに所属しクリエーターの無料法律相談を担当。チャレンジングな事業領域に挑戦する起業家と汗をかき、共に理想を追い求め続ける存在でありたい。